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コーヒーコラム
コーヒーと健康に関する情報をご紹介。


【コーヒーとコレステロールの関連コラム】


コーヒーは善玉コレストロールを増やす
1988年6月、日本動脈硬化学会でコーヒーは動脈硬化を予防する善玉コレステロールを増加させる作用があると従来の通 説をくつがえす報告が出されました。発表したのは東京慈恵医大永野教授と石川講師のグループ。

実験の結果、善玉コレステロールといわれる高密度リポタンパク(HDL)は、コーヒーの飲用とともに増加したということです。
HDLは余分なコレステロールを代謝する作用があり、この数値が高い人は動脈硬化を起こしにくいといわれています。


動脈硬化は血管の老化現象

心筋梗塞と脳梗塞は、ともに血管が詰まってしまう疾病です。そして、これらの疾病の原因となるのが「動脈硬化」です。健康な人でも年齢を重ねるうちに、動脈は弾力を失い、硬くなってしまいます。動脈硬化はいわば血管の老化現象なのですが、この動脈硬化を更に悪化させるのが、コレステロールなどの脂質です。

コレステロールは体に欠かすことのできない成分なのですが、増えすぎると動脈の中で酸化し、動脈の内壁にドロドロのお粥のような状態となって沈着するのです。しだいに動脈の中は狭くなり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因の一つとなります。
コレステロールには、LDL(低比重リポたんぱく)コレステロールとHDL(高比重リポたんぱく)コレステロールがあります。両者のバランスが崩れ、LDLが増えすぎると動脈硬化が進みやすくなります。

動脈硬化を予防するため、つまり血管を若く保つためには、LDLとHDLのバランスを整えてればいいわけですが、コーヒーにHDLを増やす働きがあることがわかってきています。
(社団法人 全日本コーヒー協会発行の冊子より)



女性ホルモンとコーヒーの相乗効果

防衛医科大学校第一内科の伊藤医師らのグループは、培養したヒト肝細胞を用いて、コーヒーがHDL(善玉 コレステロールといわれる高比重リポたんぱく)の合成に与える影響について調べています。
ヒト肝細胞にドリップコーヒーを加え、細胞の変化を調べたところ、HDLの主要たんぱくであるアポAIの合成を上げることがわかり、さらに女性の方がHDLを増やす効果 が高いことを示唆する実験結果を得ています。ヒト細胞にエストラディオールという女性ホルモンの補充剤をコーヒー成分とともに加えたところ、アポAIが約1.5倍に増えるという結果 を得ることができました。

これはあくまで培養細胞での実験ですが、伊藤医師らはホルモン分泌の活発な若い女性に4週間コーヒーを常飲してもらうという実験も行いました。常飲前と比較したところ、17%もHDLが上昇したことが認められています。

また、和歌山県立医科大学内科学第三講座(当時)の湯川準教授は、男子学生を対象にして、コーヒーとLDLの関係について調べています。男子学生に1週間、1日8gのコーヒーを飲んでもらったところ、LDLは酸化しにくくなり、LDLの数値も有意に下がったという結果 を得ています。
(社団法人 全日本コーヒー協会発行の冊子より)



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