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コーヒーコラム
コーヒーと健康に関する情報をご紹介。


【コーヒーで糖尿病予防の関連コラム】


毎日のコーヒー・・・糖尿病が防げる??

毎日コーヒーを飲むと糖尿病の予防に効果があることが、九州大学の研究グループが実施した大規模な調査で明らかになった。日ごろコーヒーを飲む人は飲まない人に比べ、糖尿病やその一歩手前の「境界型」になるリスクが1〜4割程度低くなる。研究成果 は英国の糖尿病専門誌に近く掲載される予定。
調査を実施したのは九大大学院医学研究院の古野純典教授と溝上哲也助教授らのグループ。1997年から2002年にかけ、福岡県と熊本県で退職する自衛官の健診に合わせて調査に協力してもらった。糖尿病を判定する血液検査の結果 と、コーヒーを飲む頻度をつき合わせ、3200人分のデータを解析した。
糖尿病が発症する「相対危険度」はコーヒーを飲まない人を1とすると、1日に1〜2杯飲む人は0.6となった。3〜4杯では0.7、5杯以上飲む人は0.8だった。糖尿病の境界型になる場合の危険度はコーヒー1〜2杯で0.8、3杯以上は0.6となった。
溝上助教授は「コーヒーが糖尿病発症に及ぼす効果のメカニズムはまだ分からないが、コーヒーを飲む習慣に糖尿病の予防効果 があることはほぼ確実」と話している。(9月29日/日本経済新聞)



コーヒー1杯 生活習慣病 予防に効果
眠気覚ましやリラックス効果を期待して飲むことの多いコーヒーだが、糖尿病や がんなど生活習慣病の予防に役立ちそうなことが最近の研究でわかってきた。

「一日一杯のコーヒーで、糖尿病を予防できるかも知れない」

こう話すのは、国立国際医療センターの野田光彦部長。虎の門病院に勤務してい た三年前、東京都葛飾区の住民を対象に、コーヒーを飲む習慣と糖尿病との関連 性について調べた。コーヒーを飲む習慣が「週五回以上」の人は「週一回未満」 の人に比べて、日本人に多い二型糖尿病になるリスクが0.61倍だった。

どうしてコーヒーを飲むと糖尿病になりにくいのか。野田部長は「コーヒー成分 のカフェインとクロロゲン酸が複合的に働いているため」と解説する。どちらも 血糖値の上昇を抑える働きが動物実験で確かめられている。コーヒーに含まれる マグネシウムにも、血糖値を下げるインスリンの感受性を高める働きがあるとい う。

慶應義塾大学客員助教授の石川俊次・ソニー人事センター統括産業医は、コーヒ ーが肥満防止につながるかどうか研究する。カフェインには脂肪分解を促す効果 があり、自律神経を刺激して血圧や脈拍を高め、エネルギー消費を高める働きも あるという。

「コーヒーを飲むだけでやせるのは難しいが、ダイエットを手助けする可能性は ある」と指摘する。

心筋梗塞や脳梗塞。コーヒーを飲むと、こうした死につながる病を、未然に防ぐ ことになるかもしれない。善玉コレステロールを増やす働きが明らかになってき たため、動脈硬化になりにくくする可能性があるからだ。

厚生労働省研究班による大規模疫学調査では、肝臓がんを予防する効果を示す結 果になった。「一日五回以上飲む」人は、「ほとんど飲まない」人より発病率が 四分の一に低下するという。

もちろんコーヒーにもマイナス面はある。例えば、カフェインには乳児死亡や流 産を増やすリスクがあるとの研究報告もある。

「妊娠中の女性は飲み過ぎないこと」(野田部長) コーヒー好きの人でも、一日三杯までにしておこう。

カフェインによって交感神経の働きが活発になることで、血圧や脈拍が上がりや すくなる。このため、動脈硬化や狭心症の症状が重い人は避けた方がよい。 またカリウムを多く含むため、高カリウム血病や腎不全の人も飲まない方がよい。

一日何杯飲んでも、健康に問題はないのだろうか。 飲み過ぎると胃をやられるイメージがあるが、コーヒーと健康に関する様々な情 報を保有する英国のコーヒー科学情報センターの報告によると、コーヒーの飲用 と、胃かいようや胸焼けとの関連性はなかった。
(日本経済新聞2006年2月12日)


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